ブルドッグ


原産地
  • イギリス


理想体重
  • 牡:25kg
  • 牝:22.7kg


沿革
  • 闘犬として古い歴史を持つ犬種である。祖先犬はチベタン・マスティフとイギリスの地犬との混血説や、マスティフから作出されたという説もあるが、マスティフこそブルドッグから作られたという説もあって定かでないが、絶滅した古代犬種のアーラントを想定している者も少なくない。アーラントは体高が低く頭部が厚く鼻が短く短胴で前躯が発達し、闘争心の旺盛な犬だったといわれている。12世紀後半から13世紀前半にわたってイギリスのジョン王の時代に、ウィリアム・ワーレン伯が雄牛と闘わせる競技に用いてから人気を得て、1815年に法律で禁じられるまで闘牛犬としてひたすら改良されてきた。ブルとは雄牛のことであり、それと闘う犬ということでブルドッグと呼ばれるようになった。法律で禁じられた後、約50年間人気が離散したが、その間に熱心な飼育者により体形や性格に改良が加えられて復活し、イギリスの国犬といわれるようになった。


習性・性格

    鋭敏で、果敢。忠誠心があり、信頼でき、勇敢。外見は怖そうだが、愛情深い気質である。